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Project Story
先輩社員座談会 プロジェクトストーリー01



2019年からのコロナ禍や2024年の能登半島地震。これまで経験したことがない大変な状況下において、営業とサービスが連携して「お客様のため」という使命感を胸に、全力で行動しました。
今回は、若手社員3名が語る、困難に立ち向かった経験と、お客様への熱い想いをお届けします。
プロジェクトメンバー
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サービス部門
技術A
2016年入社
石川県出身
「誰かのためになる仕事をしたい」というのが入社の動機。
北陸三県を中心に、レントゲンやCTなどの画像診断機器のメンテナンスを担当する。 -

サービス部門
技術B
2019年入社
石川県出身
前職は別の分野の機械メンテナンスに従事。転職時の面接の対応に好印象を抱き、入社を希望した。
能登エリアの人工透析(※1)装置のメンテナンスを担当。 -

医用機器部部門
営業C
2021年入社
石川県出身
就職活動で、病院関係の仕事をしている知人から丸文通商への入社を強く勧められたのが入社の理由。
現在は、医用機器の営業として能登エリアを受け持っている。
透析とは、腎臓の機能が低下し、体内の老廃物や余分な水分を適切に排出できなくなった際に、人工的に血液を浄化する治療法。
多くの患者さんは人工透析装置を用いて、週に3回程度、1回あたり約4時間の治療を継続的に受ける必要があり、生命維持に不可欠な医療です。
Chapter 01
コロナ禍での業務状況や対応は
どうでしたか?


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技術A -
コロナウイルスが流行中は、シフトを調整したり、メンテナンススタッフが同じ部屋で過ごすことを避けたりするなど、できる限りの対策を講じて感染防止に努めていました。
私たちの仕事はどうしても現場に行く必要があるので、自身の体調管理にもずいぶん気を使っていました。
盛んに行われていた社員向けイベントや行事も中止になり、さみしく思っていましたが最近再開され、楽しく参加しています。
そういったイベントや行事は、部署や年齢の異なる社員同士がコミュニケーションを深める良い機会になっていると思います。 -
営業C -
私が入社したのはまさにコロナ禍真っただ中でした。
営業なのに、お客様から感染リスクを避けたいから極力訪問は控えてくださいと言われたりする状況でした。当初はリモートワークが中心でしたが、ワクチンが普及するようになったころから徐々にお客様への訪問が可能になりました。
入社後は、良い意味での放任主義というか、先輩や上司はヒントはくれるけど答えは自分で探しなさいといったスタンスでした。自分でできるところまでがんばって、どうしても無理なら相談すればしっかりフォローしてくれるので、ひとりで抱え込んだり悩んだりすることはありませんでしたね。 -
技術B -
当社が放任主義だと言われると確かに思い当たる部分がありますね(笑)
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技術A -
そうですね。自分自身の入社後を振り返ってみても、任せてくれたことで考えたり行動する力が付き、成長につながったと思います。


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技術B -
病院では、患者さん同士の密を避けるために透析治療の時間をずらしたり、新たな場所で治療を受けられるようにしたことで、透析装置の稼働時間が増え、メンテナンスの依頼が増えました。患者さんがいない時間にメンテナンスできるよう、夜間に訪問したこともありました。
コロナ禍にかかわらず、何台もの医療機器を納めている大規模な病院では、同じ病院内に複数のお客様がいらっしゃいます。そのため、窓口の役目を果たしてくれる営業の存在が欠かせません。
常に最新の情報が共有されるなど、部署間の連携はとてもスムーズだと思っています。 -
営業C -
どの部署の社員も「お客様のため」という共通の認識や使命感があるので、常に互いの情報を共有したり、臆せず意見を出せる土壌がありますね。
Chapter 02
2024年元旦に最大震度7の揺れを観測した
能登半島地震。当日の様子は?


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営業C -
地震発生の一報を受けた直後、すぐにお客様の安否と施設の状況確認のため、電話連絡を行いました。電話の途中で突然つながらなくなったり、連絡が取れないお客様もいて、不安な時間を過ごしました。地震発生直後には、営業とサービス部門が連携し、共有できるグループチャットが立ち上がりました。当日から驚くほどの量の書き込みがあり、営業、サービスの垣根を越え、いつでも状況を共有できたことがその後の対応に非常に効果的だったと思います。
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技術A -
その通りです。このリアルタイムで共有されるグループチャットの情報が、私たち現場スタッフの安全確保と効率的な緊急メンテナンス作業の実施に大いに役立ちました。そういえば、Bさんは元旦がトラブルの問い合わせ担当だったそうですね。
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技術B -
そうなんです。透析装置については、以前から休日は担当部署の社員が交代でトラブルに関する問合せを受け付けていました。たまたまその日は私が担当で、地震発生直後から電話が鳴りやまない事態に。すぐに部署の社員全員が対応に当たる体制に切り替えました。
「天井が崩落している」「透析治療に必要な水が水道管の破裂で使えない」「装置から警報音が鳴り続けているけど、どうしたらよいのか」といった声が多数寄せられ、平和な元旦は、この時を境に大災害への対応に追われる日々へと変貌しました。
Chapter 03
被災後の能登エリアの
お客様に対する対応は?


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技術A -
メンテナンス対応では社員の安全を確保するために単独行動を禁じ、さきほど話に出たグループチャットの情報を踏まえて被災地を目指しました。
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技術B -
道路状況がいたるところで寸断され、陥没や瓦礫(がれき)が行く手を阻みます。そのため100mほど進んでは車を下りて前方を確認し、また少し進むといったことをひたすら繰り返しました。早朝に会社を出ても戻るころには日付が変わっていることも珍しくなかったです。目的地にたどり着けず、引き返したことも多かったですね。


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技術B -
何か役立てることはないかと、モバイルバッテリーを数個持参したときに、お客様にすごく喜んでいただいたことが印象に残っています。
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営業C -
私たち営業は、お客様から困りごとや必要な物資を聞き取り、ありったけの物資を車に積み込んで届けました。物が散乱した施設内を片づけたりするなど、自分たちにできることをひたすら実行していました。
Chapter 04
今後丸文通商としての使命は?


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営業C -
最初に被災地の惨状を目にしたときは言葉もありませんでした。
あれから1年以上が過ぎ、同じ県内の金沢は日常を取り戻しつつあっても、能登はまだ時が止まったままです。幹線道路は整備されましたが、路地に入れば瓦礫(がれき)の山は残ったままだし、まっすぐ立っている電柱の方が少ないほどの状況です。
能登を担当している営業として、現状を知っている私たちが被災地の現状を正確に伝え、必要な支援が継続されるよう社内外に発信していきたいと思っています。 -
技術B -
透析装置は毎日消毒と洗浄が必須ですが、2カ月もの間放置された装置に対する復旧作業が必要でした。
再開に向け、病院の担当者様と何度も打ち合わせを重ね、消毒や生菌の繁殖状況を確認するスケジュールを提案し、透析再開の計画を立てました。地震直後の1月3日に珠洲市の基幹病院から「どうしても透析が必要な患者さんがいる」と連絡があり、電気も水も限られているなか、メーカー数社と連絡を取りながら病院の担当者様に協力いただきました。通常は行わない操作と手順を用いて何とか装置を動かし、治療を再開できた時には胸をなで下ろしました。
こういった災害時のノウハウをしっかりと蓄積し、将来同様の災害が発生した際にも迅速かつ効果的に対応できるよう準備しておく必要があると思っています。 -
技術A -
能登はもともと高齢化や過疎化が著しい地域でもあり、現状復帰までの道のりは厳しいと感じています。
病院やクリニックの統合など、今後予測される能登の医療体制の変革にも柔軟に対応し、これからも全力でお客様をサポートしていきたいと思っています。

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